おっぱいの熱と痛みの恐怖! はるきち妻も苦しんだ乳腺炎の症状とその対策

2022年9月10日

概要

我が子の新生児期に妻が苦しんだ乳腺炎についての症状と,はるきち家が取った対策についてまとめます.

この対策の甲斐あってか,無事完治し再発することもありませんでした.

乳腺炎とは

ひとことに乳腺炎と言っても,授乳が関係するものとそうでないものがあるようです.

医学知識に精通してるわけではない私の言葉で書いて間違いがあってはいけないので,塩野義製薬さんのWEBサイトからお言葉を借りることとします.

授乳期に、乳汁が乳管内に溜まることで起こるうっ滞性乳腺炎と、その状態に感染が加わって起こる急性化膿性乳腺炎があります。また、授乳とは関係ない慢性乳腺炎もあります。

・うっ滞性乳腺炎:分娩後1週間以内に多くみられます。乳房の腫れ、痛み、部分的な熱感、赤みなどを訴え、わきの下のリンパ節が腫れることもあります。発熱はみられません。

・急性化膿性乳腺炎:分娩後2週間以後に多くみられます。乳房の痛み、しこり、腫れ、赤み、熱感、全身の震えや寒気、倦怠感、高熱などを訴えます。その後、乳房に膿(うみ)のかたまりができます。

・慢性乳腺炎:乳輪の下にしこりができ、乳輪や乳輪近くの皮膚から膿(うみ)が出ます。乳管と皮膚の間に瘻孔(ろうこう)(管状の穴)ができていると症状が繰り返し起こることがあります。陥没乳頭の方で頻度が高く、発生に授乳は関係ありません。

https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/informations-for-id/female_navi/infections/mastitis.html

私の妻が苦しんだのは,このうちの「うっ滞性乳腺炎」です.

きちんと対処しないと「急性化膿性乳腺炎」になり,授乳もストップしなければいけないようです.

うっ滞性乳腺炎だけでも相当苦しんでいましたが,文章だけ見ると急性化膿性乳腺炎になってしまうと更に大変なことになるであろうことが想像できますね.

私の妻はきちんと対処して急性化膿性乳腺炎になることなく完治しました.

ママさんだけでなくパパさんにも読んでいただき,しっかりとサポートしてくださいという想いを込めて,妻にどんな症状が襲ったのかや,そんな対処をしたのかをまとめます.

どんな症状が出た?

この頃妻は里帰りしていて(車で15分程度のところで毎日私もお邪魔していましたが),最初に連絡があったのは私が仕事をしていた昼過ぎのことでした.

「おっぱいの熱39度あった!!!!」(原文ママ)

「痛いっす」(原文ママ)

「痛いっす」(原文ママ)

というラインが来てまして,なんか軽い感じが漂ってますが,授乳が怖くなるくらいの痛みだったそうです.

実際にその日の夜に会いに行きましたが,授乳の前には必ず深呼吸をして覚悟を持ってから臨んでいました.

特に乳首を噛まれた時はとんでもなかったそうです.

まだ歯がなくても歯茎はある程度の固さがあるので,ただでさえ平常時でも辛いのに乳腺炎ブーストがかかると火山が噴火するが如くのようでした.

それでも赤ちゃんがびっくりするといけないので,大きな声を出したり暴れたりせずにひたすら耐える姿は尊敬そのものでした.

まとめると,症状としてはとにかく乳首の痛みが大きく,熱も持っているという感じですね.

他にもおっぱい全体がパンパンに張ってカチカチに固くなるといったこともありました.

どんな対策,対処をした?

ここもまずは塩野義製薬さんのWEBサイトを引用します.

・うっ滞性乳腺炎:乳房をよくマッサージして乳汁の流れを促すとともに、授乳をして赤ちゃんによく飲んでもらいます。乳房を冷やして痛みや腫れを和らげます。痛みが激しいときは、消炎薬、鎮痛薬などを使用します。急性化膿性乳腺炎にならないよう、乳頭や乳輪をきれいに拭いて清潔を保ちます。

・急性化膿性乳腺炎:授乳は中止して、乳房を冷やします。抗菌薬などを使用します。膿(うみ)のかたまりができている場合は、皮膚を切開するなどして膿(うみ)を出します。抗菌薬を漫然と使用すると、薬剤耐性菌感染の心配があるため、適切な切開で膿(うみ)を出す治療は大切です。

・慢性乳腺炎:抗菌薬などを使用します。炎症を繰り返しやすいので、根本的な治療として、細菌に感染した乳腺や瘻孔(ろうこう)を切除したり、必要に応じて陥没乳頭の手術を行うこともあります。

https://www.shionogi.com/jp/ja/sustainability/informations-for-id/female_navi/infections/mastitis.html

妻がやったことに関しては,急性化膿性乳腺炎にはなっていないので,うっ滞性乳腺炎における対処についてまとめます.

基本的には上記の通りですが,一番大事なのは母乳を出し切ることかと思います.

母乳が溜まっちゃうことが原因なので,出しちゃおうということですね.

赤ちゃんたくさん飲んでもらうのが一番ですが,毎回枯渇するほど飲み切ってくれるわけではありませんので,その際は搾乳をしていました.

その時に使っていたのはこれ.

まず哺乳瓶に母乳を出し切って,それをこのパックに詰めて冷凍保存していました.

ママが体調悪かったり眠い時にこれを出してパパがあげるとかできるので一石二鳥ですね!

搾乳の方法自体は,最初はおっぱいをぎゅーってして出していましたが,搾乳機も使っていました.

今手元にないので何を使っていたかはわかりません(´;ω;`)

とりあえず出し切っておっぱいが柔らかくなったらOKです.

他には乳首をケアするために薬を塗っていました.

使っていた薬は「ランシノー」というやつです.

https://www.kaneson.co.jp/products/skincare/detail.php?5

成分はラノリンです.ちなみにこの記事を書くまでランシノーという名前を忘れていて,ラノリンの方が薬の名前だと思っていました.

薬局で売っていますが,薬の話ですので,心配だったり症状がひどい場合は病院に行って,適切な薬を処方してもらった方が良いと思います.

基本的に授乳後に塗りますが,赤ちゃんが口を付けるときはお手拭きでしっかり拭ってから授乳していました.

やったのは,この二つだけです.

  • 母乳は出し切る.
  • 乳首ケアをする(薬を塗る).

おっぱいが熱を持つので冷やしたりもしましたが,母乳が出にくくなったりと問題もあったのであまりやることはありませんでした.

その結果

上記対処を欠かさずにやった結果,一週間ほどで痛みもなくなり熱を持つこともなくなりました.

また,化膿もすることなく治りました.

最後のご挨拶

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最後までお読みいただきありがとうございました!